欧州最速360km/hの高速鉄道車両を製造へ 日立とアルストム 英国の巨大プロジェクト始動

3000億円規模!

車両製造と保守受注 54編成製造

 日立製作所とフランスのアルストム社は2021年12月9日(木)、両社の共同事業体が、英国ハイスピード2社(以下HS2社)とHS2プロジェクトフェーズ1向け次世代高速鉄道車両の設計、製造、保守に関する契約を締結したと発表しました。

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日立とアルストムが製造する高速車両HS2(画像:日立製作所)。

 この車両は欧州で最も速い最高速度360km/hで走行するとのこと。全長200m、1編成当たり8両を54編成製造します。保守の契約期間は12年間で、契約金額は製造と合わせ19億7000万ポンド(約2957億円)に上ります。

 プロジェクトのフェーズ1で、まずロンドンとバーミンガムを結び、在来線に乗り入れ。また、ストーク、クルー、マンチェスター、リバプール、カーライル、マザーウェル、グラズゴーを含む都市間の輸送能力と接続性を飛躍的に向上させるといいます。化石燃料で動く自動車や飛行機から、鉄道への移行を人々に促す狙いがあるとのこと。なお、車両製造は英国で行われ、2500人以上の雇用を創出するといいます。

 ちなみに日立は英国で、2012年のロンドンオリンピックに先立って高速車両クラス395(通称ジャベリン)を製造・納入した実績があります。この車両の最高速度は225km/hです。

【了】

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