ボーイングの新型機は2021年どう進展? 定番機の「超長胴型」開発進む 伝説!?の曲芸フライトも

魅せた! ドバイ航空ショーの「777X」

 そして2021年11月、ドバイ航空ショーにて世界の航空ファンの驚かせたのが、737-10と同じ、2023年デビュー予定の超大型旅客機「777X」です。

 ボーイング777Xは、日本でもスタンダードな大型旅客機「ボーイング777」の派生型。2020年1月現在、350席クラスの「777-8」と、400席クラスのスタンダードモデル「777-9」の2種が発表され、後者は2020年1月に初飛行を終えています。777-9の全長は76.72m。実用化されればボーイング747-8の76.3mを上回り、旅客機としては世界最長の長さになります。

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翼を畳んだ状態の777X(画像:ボーイング)。

 主翼などは新素材である「複合素材」を使ったことで、設計も見直し。翼幅も大型化したことで、燃焼効率の向上を図っています。一方で、既存の空港駐機設備に対応できるよう主翼の先端を折りたたむことができる独自の機構を持ちます。客室はボーイング787の仕様をベースとし、新照明の導入も行われているそうです。

 ドバイ航空ショーに先駆け、777Xは、シアトルのボーイングフィールドからアラブ首長国連邦のドバイへむけ、「最初の国際線」をフライト。ショー期間中は、地上展示としてその機内が公開されたほか、急角度で上昇、90度を超えるようなバンク角(左右の傾き)での急旋回するなど、旅客機らしからぬアクロバティックな展示飛行を実施。その高い性能をアピールしています。

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 なお、737-10は国内航空会社での導入予定はいまのところありません。一方で、777-9はANA(全日空)が20機導入する予定です。

【了】

777Xの客室イメージ&他角度から見た737-10(写真特集)

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