もっともデカイ「ボーイング737」ついに飛ぶ! 737MAX長胴型「737-10」大きさや強みは?

2023年の就航開始を目指します!

全長43.8m

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737-10初飛行の様子(画像:ボーイング)。

 アメリカの航空機メーカー、ボーイングは現地時間2021年6月18日(金)、「737-10」が初飛行に成功したと発表しました。

 737-10は、ボーイングのロングセラー旅客機「737」シリーズの最新派生型、「737 MAX」のひとつ。これまでの737シリーズでもっとも長い、43.8mの胴体をもち、最大230席を搭載することができます。従来型の737シリーズ「737NG(ネクスト・ジェネレーション)」と比べて、737-10は二酸化炭素排出量を14%削減し、騒音も50%軽減しているとのこと。就航開始は、2023年の予定です。

 ちなみに、国内航空会社でスタンダードな従来型「737NG」、737-800の全長は39.50m。「737NG」の胴体延長タイプ737-900でも、全長は42.10mです。

 なお過去に、737MAXシリーズの「737-8(当時は737MAX8と呼称)」では、2度の航空事故が発生。一時運航中止となったものの、原因と推定されるソフトウェア改修をはじめとする適切な措置を講じたうえ、再び運航を開始しています。なお、国内航空会社では現在のところ、従来型の「737NG」が主流となっており、「MAX」シリーズの導入はありません。

 ボーイングによると、737-10はシアトルのレントンフィールドを午前10時7分に離陸し、午後12時38分にシアトルのボーイングフィールドに着陸しました。今後、ボーイングは737-10の包括的な試験を行い、かつ同機の型式証明取得に向けて、規制当局と連携するとのことです。

【了】

【デカイ!】初飛行の「737-10」全貌を写真でさっと見る!

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コメント

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2件のコメント

  1. 737-8はソフトウェアが改修されたとありますが日本にも来ますかね?航空路の下に住んでいるので…

    • ANAとスカイマークが導入予定で、両者とも最終契約は済ませたはずです。