バルカン砲の先祖「ガトリング砲」が消えたワケ 日本ではボッタクリ価格で秘密兵器に

初期の機関銃ともいえるガトリング砲。現代の機関銃とは異なる、いわゆる多銃身といわれる構造を持つこの火器は、当初は意外な目的で発明されたそうです。いまやほとんど姿を見なくなった兵器「ガトリング砲」の出自と経緯を追いました。

アメリカから世界の軍隊へ

 開発当初のガトリング砲は、おおむね次のような使用状況でした。

 最初に製造された6丁は工場の火事で失われ、その後に造った13丁のうち12丁を、アメリカ南北戦争当時の北軍指揮官、ベンジャミン・バトラー将軍が購入し、残り1丁を海軍のデビッド・ディクソン提督が購入しています。

 それらは、北軍がピーターズバーグ包囲戦で、海軍は砲艦に据え付けて使用しました。なお、一部はニューヨークで起こった徴兵暴動の鎮圧で威嚇に使われ、ペンシルベニア州兵も配備したといいます。

 その後、南北戦争を終えたアメリカはスペインとの米西戦争、続くフィリピンとの米比戦争でガトリング砲を使用。ただし、それらの戦いでは、機動力のなさでアメリカ軍は持て余したそうです。

 ちなみにアメリカ以外では、アルゼンチン、ペルー、イギリス、オーストリア=ハンガリー帝国、それに最も多い400丁を購入したロシアが国内の反乱や植民地戦争に投入しました。

【画像】軍艦に搭載されたガトリング砲

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コメント

1件のコメント

  1. 価格がぼったくりかどうかは必要性と開発できるかで決まるわけで、防衛に必要かつ開発能力がなければ買わないといけないわな。

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