昔は「コンコルド」専用! 英BA花形「1便」がなぜか小型旅客機に継承されたワケ

旅客機の「便名」の決め方は、航空会社ごとに異なります。イギリスのBAではかつて「1便」「2便」を「コンコルド」に付与も、その後A318がこれを担当しました。なぜでしょうか。

なぜA318が「1便」に選ばれたのか

 エアバスA318は、エアバス社のメガヒットシリーズ、A320の胴体短縮タイプにあたり、同社の歴史のなかでももっとも小型の旅客機です。BAはこの機を32席仕様のオールビジネスクラス仕様機とし、同路線に就航させました。なお、ロンドンといっても、玄関口として広く知られているヒースロー空港ではなく、より市街地に近いロンドンシティ空港発着便です。

 ロンドンシティ空港はヒースロー空港とくらべ、市街地へのアクセスに優れているものの、滑走路が短く降下角度が急であることから、就航できるジェット機は限られています。そこでエアバスは、通常3度の降下角のところを5.5度まで対応できる「Steep approach(急角度アプローチ)」の機能をA318に備えることで、同空港への就航を可能としました。ちなみにA318が、同空港に就航できる最大の旅客機です。

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ブリティッシュ・エアウェイズのエアバスA318(画像:ブリティッシュ・エアウェイズ)。

 エアバスA318「ベビーバス」で運航されたBAのロンドンシティ~ニューヨーク便は裕福層のビジネスマンをターゲットにし、ニューヨーク行きでは経由地にて税関と入国審査を実施することで到着後の時間を節約できるなど、独自のサービスを掲げていました。ただ、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で、こちらも運航終了となっています。

 ただ、コロナ禍のなか、「BA1便」が臨時便として特別に付与されたこともありました。2021年11月、ヒースロー→JFK線で「BA1便」が、エアバスA350-1000で復活。これは同日よりアメリカが、新型コロナワクチン接種を完了していることなどを条件に、イギリスからの渡航者受け入れ中止措置を600日超ぶりに解除したことにちなんでのものとされています。

【了】

※一部修正しました(1月20日10時14分)。

【貴重かも!】いまとは違う? 「コンコルド」のコクピット(写真)

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コメント

2件のコメント

  1. >ワシントン・ダラスフォートワース

    ワシントン・ダレスの間違いですよね?

    こんな初歩的な間違い、乗り物専門のメディアとして恥ずかしくないのでしょうか。

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

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