地下鉄七隈線(天神南~橋本)が開業した日 福岡 -2005.2.3
17年前の2月3日、福岡市地下鉄七隈線が橋本~天神南間で開業しました。
博多駅直結まで秒読み段階
2005(平成17)年の2月3日。福岡市で3つ目の地下鉄路線となる、七隈線が橋本~天神南間で開業しました。
七隈線は延長12kmに16駅を有し、4両編成で運行しています。都営大江戸線や大阪メトロ長堀鶴見緑地線のように、リニアモーターによって線路上を走行する方式です。
1996(平成8)年に都市計画決定し、着工。約8年の歳月をかけて開業に至りました。福岡市交通局としては、1982(昭和57)年に箱崎線の中洲川端~呉服町間が開業して以来23年ぶりの「新規路線の開業」でした(当時は「2号線」)。
空港線と箱崎線は直通運転を行っていますが、七隈線は完全に独立した路線で、直接の乗り換え駅もありません。
天神南駅では西鉄福岡(天神)駅と隣接していますが、博多駅や福岡空港方面へ空港線に乗り継ぐには、天神駅まで約10分の徒歩移動が必要となっていました。
現在、天神南駅から博多駅までの延伸工事が進められています。途中には博多山笠の舞台である櫛田神社に最寄りの「櫛田神社前」駅が設置されます。博多駅直結により、七隈線の利便性が大きく向上することが期待されます。延伸開業は2023年3月の予定です。
【了】
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