除雪作業追い付かず 札幌圏JRあす8日も始発から運休 人海戦術に助太刀も

「これは再開無理…」という現地画像も。

運転再開見込みはまだ立たず

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作業員を多数動員し除雪作業が実施されている札幌駅(画像:JR北海道)。

 北海道では札幌市を中心に2月6日から大雪となっており、JRの札幌近郊各線は、7日も運休が続いています。

 JR北海道は「除雪作業を懸命に行っているところですが、作業に時間を要している」として、あす2月8日も、始発より運転を見合わせる予定です。運転再開の見込みが立っている路線はありません。

 除雪作業は、手稲~札幌~新千歳空港間で優先して行われています。そのほかの線区でも作業員を多数動員し、7日も午前から人海戦術で除雪作業を実施。石狩当別駅や北広島駅構内では、電車が雪に埋もれかけている状況も報告されています。

 7日18時現在で、7日終日運休が決定し、8日も再開見込みが立っていない線区と列車は以下のとおり。
・特急列車:札幌駅を発着する全ての列車
・函館本線:小樽~札幌~岩見沢
・学園都市線(札沼線):全線
・室蘭本線:苫小牧~岩見沢

 札幌駅では夕方5時ごろからラッセル車を連結したDE15形機関車が作業を開始。この車両は、新たに導入されるラッセル式気動車「キヤ291形」に置き換えられる予定が報じられており、残り少ない活躍の機会ともなっています。

【了】

【雪に埋もれた電車・駅 現在の札幌近郊の様子】

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