大塩駅の「ドアカット」2月28日終了 ホーム延伸完了に伴い 山陽電車

「ホームにいるのにドアカット」という、逆に珍しい現象が見られます。

珍しい鉄道風景またひとつ消ゆ

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山陽電鉄の5000系電車(画像:山陽電鉄)。

 山陽電鉄は2022年2月22日(火)、大塩駅(兵庫県姫路市)における「ドアカット」の運用を28日(月)をもって終了すると発表しました。

 大塩駅は特急停車駅ですが、三宮方面ホームは5両分の長さしかなく、6両運転の特急は最後尾の車両だけドアを開けない、いわゆる「ドアカット」が実施されています。しかし、昨年12月に橋上駅舎が供用開始、2月19日にはホームの延伸が完了。ドアカットについては各種調整のため、引き続き実施されていました。

 3月からは南北自由通路の北側のエレベーターが供用開始となり、駅をまたぐルートが完全バリアフリーとなります。

 これにより山陽電車でのドアカットは無くなります。ドアカット運用は全国で、東急大井町線の九品仏駅など、数例を残すのみとなっています。

【了】

【まもなく見納め「大塩駅ドアカット」の珍風景】

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