バスに乗っても「JR扱い」 牟岐線並行バスで共通運賃・きっぷ適用へ 閑散区間の補完

もちろん「青春18きっぷ」も適用となります。

対象のバス停で乗降する場合に適用

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徳島駅を発車した牟岐線の阿南行き普通列車(2012年3月、中島洋平撮影)。

 徳島バスとJR四国は2022年3月3日(木)、徳島県南部のJR牟岐線沿線において、鉄道とバスの共同経営の実施に向け、国土交通省に認可申請を行ったと発表しました。

 共同経営計画では、牟岐線と並行する阿南~甲浦の高速バス「室戸・生見・阿南大阪線」の一般路線区間において、牟岐線の駅に相当するバス停留所で乗降する場合、牟岐線に乗ったものとみなし、JR乗車券類を使用できるほか、運賃もJRと同額にするとしています。

 これは、牟岐線の阿南駅以南で列車本数が少なくなる補完として行われる取り組みです。同高速バス路線が阿南~甲浦で一般道を走る路線バスとなったのも、牟岐線各駅の利用者の利便性を維持するのが目的で2019年3月から始まったものでした。

 対応する駅とバス停は、阿南と阿南駅、阿波橘と橘営業所、同名称である由岐、日和佐、牟岐、浅川の6駅・停留所です。JR定期券や「青春18きっぷ」を含むJR乗車券類が対象バス停にて有効となります。ただし、現金で利用する場合、バスの正規運賃が必要となります。

 JR利用と同等の扱いになることで、バスの運賃が安くなります。たとえば、阿南~牟岐をバスで利用する場合、バス運賃は1100円ですが、同区間のJR運賃970円が適用されるため、130円安くなります。また、徳島~阿南でJRに乗り、そこから牟岐へバスを利用する場合も、これまで別々に払って合計1660円が必要だったのが、徳島~牟岐の通しのJR運賃1470円が適用されるため、190円安くなります。

 このサービスは2022年4月1日(金)に開始予定。現在は国の認可待ちとなっています。

【了】

【「JR扱い」が適用されるバス区間】

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