豪雨で被災のJR肥薩線、鉄道で復旧なら約235億円 今後も模索続く

2本の球磨川橋りょうが費用の多くを占めます。

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JR肥薩線の普通列車(画像:写真AC)。

 2020年7月の豪雨で、鉄橋や線路が流されるなど甚大な被害を受けたJR肥薩線ですが、鉄道として復旧した場合の概算費が公表されました。

 JR九州によると「約235億円」。算出に当たっては、主に以下の2点を考慮したといいます。

・球磨川を渡河する橋りょう
球磨川第一橋りょう、第二球磨川橋りょうについては、「河川整備基本方針」に基づく計画高水位を参考に、橋りょうの復旧高さを設定し概算復旧費を算出。
・球磨川橋りょうを除く一般区間
被災前と同じ線路高での復旧とし概算復旧費を算出。

 JR九州は、国土交通省や熊本県が開催する「JR肥薩線検討会議」に参画しつつ、今後の復旧方針について検討を行うとしています。

【了】

【イメージ図】復旧後の球磨川第一橋りょう

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コメント

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1件のコメント

  1. ダム計画を潰した環境保護カルトはいくらカンパするんだろうね?