武田尾~日生中央つながる 新路線で阪急バスの「飛び地」解消へ 宝塚市北部

武田尾駅が能勢電鉄への拠点になる!?

宝塚市北部の猪名川町アクセス路線として開設

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阪急バスの車両(画像:阪急バス)。

 阪急バスは2022年3月23日(水)、兵庫県宝塚市の上佐曽利・西谷地区と、猪名川町の能勢電鉄日生中央駅をむすぶ路線を新設すると発表しました。運行開始は4月1日(金)です。

 上佐曽利・西谷地区周辺の宝塚市北部は、最寄りの鉄道駅がJR宝塚線の武田尾駅です。阪急バスが武田尾駅を起点に路線網を展開していますが、他の地域とは繋がっておらず、飛び地のような存在となっていました。今回、この地域と猪名川町が、初めて阪急バスで結ばれます。

 今回新設される路線「31系統」は、上佐曽利から切畑を経由し、新名神と並行する県道・切畑猪名川線を東進。パークタウン中央を経由して、日生中央駅に到着します。なお、切畑~日生中央駅間では、パークタウン中央バス停のみ停車します。

 運行は平日のみ1往復。上佐曽利9時15分発、日生中央駅発16時17分の計2便です。

 今回の路線新設により、JR武田尾駅(9時5分発)→前田橋(9時31分発)→日生中央駅、日生中央駅(16時17分発)→前田橋(17時10分発)→JR武田尾駅というように、JR宝塚線と能勢電鉄をむすぶ新たなバス乗り継ぎルートが誕生します。

 阪急バス猪名川営業所はこの路線について「パークタウンにあるイオンモール猪名川店をはじめとして、猪名川町域への一定需要が見込まれるため、今回新設に至りました」としています。 

【了】

【新たな架け橋「31系統」のルートとダイヤを見る】

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