ついに出現! エアバスの斬新新型機「単通路でも長距離飛べる」A321XLR、全貌が明らかに

すげー時代になったものだ…!

航続距離約8700km

 エアバスが開発を進めている新型機「A321XLR」の塗装を完了した姿が、公式Twitterなどで公開されました。投稿とともに、同型機の塗装が完了するまでの作業風景なども公開されています。

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塗装が完了した状態が公開されたA321XLR(画像:エアバス)。

 A321XLRは、エアバスのベストセラー旅客機、A320ファミリーの最新派生型。同機はA320胴体延長タイプ「A321neo」をベースとし、航続距離の大きな延長が図られています。型番末尾の「XLR」は「エクストラ ロング レンジ(超長距離)」の略です。

 同機では通常の主翼部、中央翼(主翼と胴体の結合部)部分のタンクに加え、中央翼の少し後ろに「リアセンタータンク(RCT)」と呼ばれるタンクを備えることで、従来機より1万2900L多くの燃料搭載が可能に。そのことで航続距離はA321neo長距離型であるA321LRよりもさらに15%距離が多い、約8700km(4700海里)まで伸びました。エアバスはこの航続距離を「単通路型で最長」としています。

 東京を起点とした場合、シドニーやデリー、アンカレッジ(アラスカ)までノンストップで飛行が可能としています。

【了】

【写真】デザインイカす!A321XLRの左右全景

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コメント

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1件のコメント

  1. 要はB757(大西洋横断単通路機)の後継ですよね。Boeingが示したB787かB737MAXで事足りる……ことなくA321XLRが持っていくと。