読める?「難読の廃止駅」東日本5選 「予測不能」や「読めそうで読めない」ものまで

漢字を見ただけでは読むのが難しい「難読駅名」は、現在営業していない「廃駅」にも多くありました。その中には、漢字本来の読みから大きく離れたものもあります。

今はなき駅にも難読のものが

「及位」「特牛」「学文路」…日本の駅には、さまざまな「難読駅名」が存在します。難読駅名でクイズが作れるほど。しかし、過去に存在していた駅に目を向けると、さらに多くの「難読駅名」が現れてきます。

 今回はその中から選りすぐりの5個を紹介します。記事の最後に答えを記載しています。

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JR奥羽本線の難読駅「撫牛子」。いっぽうで廃止された駅にも数々の難読駅が(乗りものニュース編集部撮影)。

●五十公野(国鉄赤谷線、新潟県新発田市)

 1984(昭和59)年、路線とともに廃止。赤谷線は羽越本線・白新線の新発田(しばた)駅から東へ伸びる18.9kmの支線で、五十公野駅は新発田駅の隣にありました。もともとの地名は、周囲の峰の数から「五十峰」であったという説があります。

●沼垂(国鉄、新潟県新潟市)

 1958(昭和33)に旅客営業を終了、貨物駅として2010(平成22)年まで存在しました。元々は現在の信越本線の新潟側のターミナル駅でした。しかし、現在の古町地区周辺が市域だった新潟市にとって不便なことから、1904(明治37)年に萬代橋の近くまで新線を建設し、そこを新潟駅としたのです。その後、現在の位置に移転するのと同時に、「沼垂支線」も旅客廃止となりました。

 地名の由来は湿地に関する古語で、漢字もそれを暗示させるものが当てられています。

●梺(羽後交通雄勝線、秋田県羽後町)

 1967(昭和42)年に廃止。奥羽本線の湯沢駅から西へ約12km、羽後町の中心市街地である西馬音内地区へ結ぶ鉄道路線でした。梺駅はその終着駅でしたが、利用者の減少等により西馬音内から先が廃止され、32年の歴史に幕を閉じました。雄勝線自体も1973(昭和48)年に廃止となっています。

●花畔(軽石軌道、北海道石狩市)

 戦前にわずか15年だけ営業されていた、馬車軌道にあった駅です。手稲駅(当時は軽川駅)から石狩川の積み出し港まで、客車を馬が引く約8kmの鉄道でした。「花畔」という地名自体は、石狩市中心部にあることや、札幌駅を出発する北海道中央バスの「花畔団地線」などで、今も生活に浸透しています。

 もともとはアイヌ語由来の「パンナンクル」という地名で、「川下の人の漁場」を意味する言葉が転じたものとされています。

●枝下(名鉄三河線、愛知県豊田市)

 2004(平成16)年に廃止。名鉄三河線は知立駅を中心として山側と海側へ向かう路線ですが、この年に海側では碧南~吉良吉田間が、山側では猿投~西中金間が廃止となりました。この山側の廃止区間に含まれていたのが枝下駅です。

 昔の村名は「志多利」だったのですが、なぜ現在の漢字が当てられたのかは、分かっていません。

【全10問】いくつ読める? 今はなき「難読廃駅」東日本編

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コメント

1件のコメント

  1. え!、弘前の撫牛子駅はもう無いの?

    弘前も「ひろまえ」って読み間違える人が多いよね。

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