近鉄 鮮烈な「真紅の新型車両」阪神電車・京都市営地下鉄への乗り入れは? 聞いてみた

山陽電車との「赤・赤コンビ」、烏丸線20系との「新型コンビ」実現は!?

2024年秋にデビュー予定の真っ赤な新型車両

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近鉄が2024年に導入する新型車両のイメージ(画像:近畿日本鉄道)。

 近畿日本鉄道が5月17日に発表した、24年ぶりとなる一般車の新型車両。これまでの近鉄のイメージを覆す、鮮やかな赤を身にまとった、鮮烈なデザインとなっています。

 2024年秋に、奈良線・京都線・橿原線・天理線でデビューが予定されています。

 さて、ここで気になるのが、近鉄奈良線が直通運転している阪神なんば線・阪神本線と、近鉄京都線が直通運転している京都市営地下鉄烏丸線でも、この新型車両の姿が見られるのかどうかです。 近鉄の鉄道本部 企画統括部 技術管理部にたずねたところ、以下のとおりでした。

――今回の新型車両は、他の奈良線・京都線の電車のように、阪神や京都市営地下鉄に乗り入れる予定でしょうか?

 いえ、直通運転を行う設備にはなっておりませんので、乗り入れる予定はありません。

――今後、直通運転に対応した増備車両が導入される予定はありますか?

 いえ、今のところ、そのような予定はありません。

――一応確認ですが、大阪難波までは行きますよね?(大阪難波~大阪上本町間は書類上「近鉄難波線」とされている)

 はい、他の近鉄奈良線の列車と同じく、大阪難波駅発着を基本とします。

※ ※ ※

 以上の回答のとおり、この車両は近鉄線内のみで運用されることになります。とはいえ、2022年3月にデビューしたばかりの京都市営地下鉄烏丸線20系とは、竹田駅で「ツーショット」が見られるかもしれません。

【了】

【24年ぶりにデビュー 近鉄の新型車両の詳細と内装を見る】

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