いすみ鉄道の「国鉄キハ28形」引退へ 運行維持に多額

古い車両の維持が難しくなってきています。

いすみ鉄道で約10年 国鉄キハ28形

 いすみ鉄道は2022年5月20日(金)、所属するキハ28形気動車(2346号車)について、11月27日(日)で定期運行を終了すると発表しました。

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いすみ鉄道のキハ28形(画像:いすみ鉄道)。

 同社は引退の主な理由を次の通り挙げています。

・検査切れにより、全般検査を施工しなくてはならない。
・走行エンジンの老朽化、交換部品の生産中止による今後の不安定な保守体制。
・冷房エンジンの老朽化、交換部品の枯渇。

 今後の営業運行には、全般検査とともに走行エンジンや冷房エンジン、艤装の交換や新設工事が必要で、すべてを施工するには、現在の運賃収入の年間売上を超える額が必要になるといいます。費用面だけでなく部品確保も困難を極めるため、止むを得ず引退の判断となったそうです。

 いすみ鉄道のキハ28形はJR西日本から譲渡され、キハ58系列気動車の営業車両としては国内唯一の存在だそうです。いすみ鉄道では2013年から運行を開始し、レストラン列車として使われるなど、“エース車両”だったといいます。2021年から22年にかけては、JR四国の急行「いよ」「うわじま」のヘッドマーク(本物)をつけて運行されたのも記憶に新しいところです。

 いすみ鉄道はキハ28形について、「今後残る期間につきましては、鉄道ファンの皆様とともに充実した時間を創れるように創意工夫をしながらイベント等も計画してまいります。どうぞご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」としています。

【了】

【本物だ!】いすみのキハで再現された往年の急行「いよ」「うわじま」

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コメント

2件のコメント

  1. 撮り鉄に払わせろよ
    普段から迷惑しかかけてないんだから
    少しぐらい鉄道会社に貢献しろ

  2. 保有車両が国鉄型だったり国鉄型ベースだったりしたら(例えばお隣の小湊鉄道の車両は国鉄キハ20ベースのためエンジンや変速機、台車等各種部品がキハ28と共通)キハ28みたいな車を導入しても、まだ負担は少ないけれど、
    いずみ鉄道の場合3セク後に導入した軽快気動車や新潟鉄工の近代気動車ばっかりだったから、老朽化していた国鉄車両の導入は現有車両と共通性が無くメンテナンス面、コスト面で相当負担だったのでは?持続可能な経営を考えると車両の外見はともかく走行設備は統一したほうが良いと思う。