伊丹空港、2府県3市にまたがるのになぜ “伊丹”? 正式名「大阪国際空港」にも理由アリ

ではなぜ「大阪国際空港」なの?

 また、豊中市の公式サイトは、伊丹空港と呼ばれるようになった経緯について次のように説明しています。

「大阪国際空港は『大阪第二飛行場』⇒『伊丹飛行場』⇒『大阪空港』⇒『大阪国際空港』と名前を変えてきました。現在の大阪国際空港が、伊丹市・池田市・豊中市と3市にまたがっていながら『伊丹』空港と呼ばれることがあるのは、『伊丹飛行場』だったころの名残と思われます」

 ちなみに、先出の関西エアポートの担当者は正式名称の「大阪国際空港」となった経緯について「かつて大阪市大正区でできたものがこちらに移転して、米軍の接収を経て、現在の『大阪国際空港』の形になりました」と説明しています。

【了】

【地図】そりゃあ議論の的になるわ…伊丹空港のびっくりな立地

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コメント

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3件のコメント

  1. JALのターミナルはすべて池田市で
    ANAのターミナルはすべて豊中市に有ります。

  2. 関西国際空港が開港するまではここからも国際線が飛んでいたんだよ…
    と言うことも書いてあげて欲しい。

  3. こんな例は、現 県営名古屋空港(かつての名古屋国際空港)だって同じく、複数の自治体に跨がっているのに、小牧空港と呼ばれるのと同じ。