大好評!? ANAの「使用済み整備士服から作ったバッグ」どう実現? 生みの親に聞く経緯

いい感じに「整備作業着感」、残ってます!

次回は6月に販売へ

 ANA(全日空)が2022年5月30日から、これまで廃棄されていたANA整備士の使用済み作業着を用いて作り上げたバッグ類をオンラインショッピングで発売。初回販売分は当日中に全商品が売り切れとなったそうです。これらは、どのようにできあがったのでしょうか。

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ANA整備士の作業着を再利用した「トートバッグ」。バッグをもつのは企画者の高橋秀弥氏(2022年6月1日、乗りものニュース編集部撮影)。

 このプロジェクトは同社の現役整備士が2019年に発案。2021年に試験販売を実施し好評を得たのち、今回継続的な製造販売体制を構築したことで本販売にいたりました。担当者は「試行錯誤を繰り返してやっと販売することができました。古着、しかも作業着ということで売れるか半信半疑ではありましたが、興味をもっていただいてることに驚きや感謝、うれしさをもっています」と話します。

 担当者によると1年間で廃棄される作業着数は1200着前後とのこと。「脚や腕の部分は汚れやすい一方で、胸や背中の部分は汚れづらく、そういった部分をクリーニングのうえ使っています。作業着を用いたのはいろいろな想いが詰まっており、“捨てるに捨てられない”というのも理由です」とのこと。試行錯誤を重ねた点としては「古着を用いてバッグを作るには、工程が多いことから結構コストがかかります。また、コストとデザインのバランスをどのようにするかというのも苦労しました」と話します。

 初回販売されたのは、数種類のトートバッグやサコッシュ、トートリュックなど7種類。計355点が用意されたものの、販売開始9時間で完売となったそうです。次回は世界環境デーの翌日となる6月6日に、510点のバッグ類を販売予定です。

 ANAは古着の再利用により、資源の有効活用、廃棄物の削減につなげるほか、社員や購入者の環境意識を向上させ、環境に配慮した持続可能な社会を作る事につながると考えているとのことです。

【了】

【写真】いい感じの原型の残り方! ANA整備作業着バッグに迫る(10枚)

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