京都市営地下鉄烏丸線が全通した日 山を越えて国際会館へ延伸 -1997.6.3

25年前の6月3日、京都市営地下鉄の北山~国際会館が開通しました。

国際会議に開業間に合った

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近鉄京都線と直通運転を行う京都市営地下鉄烏丸線(画像:写真AC)。

 今から25年前の1997(平成9)年の6月3日。京都市営地下鉄烏丸線の延伸部である北山~国際会館間が開業。全通を迎えました。

 烏丸線は当初計画である1971(昭和46)年の国の答申では、竹田~北大路間の整備計画となっていました。しかし交通需要などを鑑みて、1989(平成元)年の新たな答申で、岩倉地区の国際会館駅までの延伸について、「2005年までに整備することが適当である区間」とされ、事業着手となったのです。最初の区間である京都~北大路間は1981(昭和56)年に開業を迎えています。

 さて、延伸部の最後の区間である松ヶ崎~国際会館間では、五山の送り火の「妙」「法」で有名な宝ヶ池の山を抜けます。2駅の高低差も30m近くにのぼります。その地形条件から、1つの駅間で「シールド工法」「NATM(山岳トンネル)工法」「開削工法」の3工法が混在しています。

 北山延伸から7年。現在の終着駅である国際会館駅までが開通したのがきょうです。4か月後には東西線の二条~醍醐間が開業。そして12月、国際会館駅の最寄りである国立京都国際会館では、第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)が開催。温室効果ガスの排出抑制に向けた国際的な取り組みを規定した、いわゆる「京都議定書」が採択されることとなります。

【了】

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