御堂筋線「10系電車」いよいよ引退 走り始めて約半世紀 新型の導入進み
谷町線でのデビューから数えると半世紀です。
御堂筋線電車の世代交代、完了へ
大阪メトロは2022年6月16日(木)、御堂筋線を走る10系電車が7月で引退することにともない、「10系引退記念1日乗車券セット」を発売すると発表しました。
10系は1973(昭和48)年に谷町線向け車両として登場し、1976年から御堂筋線で運行を開始しました。「制御装置にチョッパ制御方式を導入することで、当時主流の抵抗制御方式の課題だった排熱の軽減と省エネルギーを実現した車両」だといいます。
新型30000系電車の導入に伴い10系は廃車が進み、6月現在で残り1編成のみとなっています。21日(火)から7月4日までは、10系1編成と30000系2編成に、10系引退記念ヘッドマークをつけて運行するということです。
「10系引退記念1日乗車券セット」は1セット3000円。7月24日から31日まで販売されます。24日には堺筋線の北浜駅で特別販売会も実施されます。
ちなみに、廃車となる10系の廃材は、「廃車再生プロジェクト」のなかでアップサイクルされており、ショルダーバッグや犬用リードなどとして販売されています。
【了】
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