長崎本線 特急廃止の「長崎~肥前浜」非電化に 鈍行"乗り通し"ダイヤに変化も!?

18きっぷユーザーにはもしかして朗報?

9月からのダイヤ改正案が現地で公開

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長崎本線を走る817系電車(乗りものニュース編集部撮影)。

 JR九州は、西九州新幹線 武雄温泉~長崎間が開業する2022年9月23日に在来線でもダイヤ改正を実施すると発表しました。その中で、長崎本線の肥前浜~長崎間について、電化区間から非電化区間に切り替えるとしています。

 西九州新幹線の開業に伴い、肥前山口(9/23から江北に改称。以下「江北」)駅から長崎駅へ向かう在来線特急はすべて廃止。新たな博多発の特急列車「かささぎ」は江北から3駅先の肥前鹿島までの運行となります。次の駅、肥前浜以南は普通列車による地域輸送のみとなったことから、沿線施設の整備をはじめ運行コストが小さい、気動車での運行に移行します。

 佐賀方面から江北以南へ乗り入れる長崎本線の電車は、すべて肥前浜まで。この電車が肥前鹿島行き・肥前浜行き含め11本・逆方面13本。肥前浜では対面乗り換えとなります。それに加え、ラッシュ時を中心に江北始発の気動車が、肥前浜から直通して多良・諫早・長崎方面へ運行されます。

 さて、「特急天国」である長崎本線は、有明海に面する区間で、普通列車の本数がきわめて少なくなっており、現在でも長崎へ直通する列車は1日わずか6本。それも日中は6時間近くブランクがあるなど、「青春18きっぷ」利用者泣かせとなっています。この「鈍行旅」はどう変化するのでしょうか。

 JR九州は4月末から、当該区間の駅にて、ダイヤ改正案を周知しています。このダイヤによると、江北から長崎へ、1本もしくは短時間の乗り継ぎで行けるパターンは、早朝5時台が無くなったかわりに、16時台に新規設定。つまり、鳥栖方面から長崎へ向かう場合、日中は少し「行きやすくなる」ことになります。逆方向の諫早→江北方面へも、19時台に乗り継ぎパターンが新規設定され、1日全8本に。この新規便、夜の鳥栖・博多方面への重要な1本となりそうです。

 なお、浦上~長与~喜々津をむすぶ旧線ルート、いわゆる「長与経由」は、もともと非電化区間のため変化なし。ハイブリッド気動車YC1系により大村線と一体的に運行されます。

【了】

【長崎本線「閑散区間」のダイヤ改正後の変化】

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