ソニーEVを先取り? ヤマハ共同開発の“エンタメ低速モビリティ”沖縄で体験

ヤマハ発動機が50年近い販売実績のあるゴルフカートの技術を発展させ、自動運転もできる「グリーンスローモビリティ」の実用化を加速させています。観光客を集める沖縄・北谷では、ソニーと共同開発したエンタテインメント車両も登場しました。

自動運転カートは「話が弾む乗りもの」?

「ヤマハ発動機は1975年からゴルフカーを製造販売し、50年近い実績があります。国内シェアはトップで、2014年からゴルフカーの技術から発展した低速自動モビリティ(電動カート)での公道走行を実現しています」

 そう教えてくれたのは、ヤマハ発動機 技術・研究本部 NV・技術戦略統括部 新事業推進部 森田浩之主査。2014年からスタートした全国での公道実証実験や、本格導入への協力活動は50を超え、あらゆる側面から検証されたそのパフォーマンスと利便性は現在、グリスロとして活躍の場をさらに広げています。2021年3月には、福井県永平寺町にてサービスカーとして国内初の自動運転レベル3(車内運転手なし)運行を開始したのも記憶に新しいところです。

 グリスロは床が低く、高齢者でも簡単に乗り降りができ、一般の人がちょっとそこまでというニーズにも適しているといいます。加えて、森田さんはグリスロの特徴として、乗客どうしの「コミュニケーションの増加」を挙げます。

「車内でのお客様どうしのコミュニケーションは、観光地での活用や高齢者が利用する際にも重要な要素だと考えていまして、乗った人の99.5%がどなたかと話していることがわかりました。これは通常の公共交通とは大きく異なる点だと感じています」(ヤマハ発動機 森田さん)

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自分で運転できるレンタカーとしてのグリスロもある。

 北谷では自動運転のもののほか、自身で運転するレンタルのグリスロもあります。こちらは車幅約130cmと軽自動車よりスリムで、道が狭いところも楽々。運転は基本的にオートマ自動車と同じだそうです。

 二輪などで知られるヤマハにとって、グリスロは新規事業の領域ですが、同社はこうした分野について、「2024年に売上高300億円」(ヤマハ発動機 技術・研究本部 NV・技術戦略統括部 新事業推進部長 渡辺敬弘さん)を目指して伸ばしていく構えです。

【了】

【EV=走る視聴覚室に?】ヤマハの自動運転カートいろいろ 写真で見る

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コメント

1件のコメント

  1. ヤマハ発動機と楽器大手のヤマハとで会社は違えど、「SONY」ロゴと「YAMAHA」ロゴが並んで表記されているのは何とも珍しいですね。

    ソニーとヤマハは一応ホームシアター機器等で競合していますからね。

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