史上初 西武→秩父鉄道乗り入れ「夜行」運行 ルート珍妙 いきなり豊島園へ!?

ここまでやるか!なルート♪

池袋発、いきなり豊島園へ

 西武鉄道、秩父鉄道、日本旅行は2022年7月28日(木)、3社共同企画の旅行商品「臨時夜行急行『奥武蔵 51号』西武鉄道線周遊・秩父鉄道線周遊 西武秩父行の旅」を発売すると発表しました。

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夜行列車に使われる西武4000系(画像:西武鉄道)。

 西武線と秩父鉄道との直通運転は行われていますが、夜行列車の乗り入れは今回が始めて。車両はクロスシートを採用した西武4000系電車が使われます。オリジナルヘッドマークも装着するそうです。

「周遊」というだけあって、ルートも次のように特徴的です。

池袋(21:14頃)→豊島園(扉扱/折返し)→練馬(Y字線折返し)→西所沢→西武球場前(扉扱折返し)→所沢(上り線から側線へ転線/折返し)→飯能(扉扱)→正丸トンネル信号場→横瀬→御花畑(扉扱)→大野原(扉扱)→上長瀞(扉扱)→長瀞(扉扱/折返し/夜鳴きそば販売)→秩父(扉扱)→影森(扉扱)→武州日野(扉扱)→三峰口(扉扱/折返し)→浦山口(扉扱)→西武秩父(05:55 頃)

 最後に西武秩父駅前温泉祭の湯で入浴・朝食ののち解散となります。

 3社はツアーについて、「鉄道ファンならずとも座席夜行列車がもつ郷愁や情緒を求める声は大きく、この企画はその声にお応えすべく、かつて首都圏から地方へ運行された往年の座席夜行列車を再現し、ノスタルジックな旅情をお楽しみいただくものです」としています。

 運行は9月17日(土)。旅行代金は1人1万6000円からです。8月1日15時から予約が始まります。

【了】

【寝られる? いや寝ない?】夜行列車の車内 写真で見る

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