きょうから水際対策緩和、JAL国際線は好調なスタート 予約数「急激な伸び」 一方課題も?
一方「完全復活」とはいえないポイントも
一方で海外発の国際線についても、日本入国時に必要な手続きが削減されたことをきっかけに、予約数の伸びが見られます。JALによると緩和発表後の1週間あたりの予約増加数は、海外発便だと9月出発分が1.4倍、10月出発分が1.5倍まで増加しているといいます。これに加えていわゆる”乗り継ぎ需要”もあるため、アメリカ線などは好調な搭乗率をキープしているとのことです。
しかし、日本発と比べると、海外発のJAL国際線の伸び率は控えめです。水際対策緩和にともなって、政府は訪日客に対し、添乗員の同行を伴わないパッケージツアーの受入を開始。しかし増村レベニューマネジメント推進部長は「インバウンドの方は個人旅行で入国してくる方も多い」としたうえ「この旅行要件の緩和と、ビザの要件の緩和が(海外発便の活況を取り戻す)ポイントとなるでしょう」と話します。
「今回の緩和で、海外に渡航されるのを本当に楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃると思います。私達としては、現地で有意義な時間を過ごしていただくよう送り出していきたいと思います」(増村氏)
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