最大の護衛艦「いずも」空母化へ準備着々! “改造中の姿”を捉えたレアショットを防衛省が公開
防衛省は、軽空母化に向けた改修が実施されている護衛艦「いずも」を捉えた画像を公開しました。
改修中の「いずも」を捉えた画像が公開
防衛省は2026年2月13日、吉田真次 防衛大臣補佐官がジャパンマリンユナイテッド(JMU)横浜事業所磯子工場を視察したと発表。軽空母化に向けた改造が実施されている護衛艦「いずも」の画像を公式Xで公開しました。
「いずも」は、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)として2015年に就役。改造前の基準排水量は1万9500トンで、海上自衛隊では最大級の戦闘艦艇です。今後は2番艦の「かが」と共に、F-35B戦闘機も運用可能な軽空母として運用される予定です。
「かが」は2024年3月に第1回特別改造工事が完了しており、艦首形状が台形から四角形に変更され、強襲揚陸艦のような外観になっています。既に他国のF-35Bを発着させるクロスデッキ訓練も行っています。
「いずも」は2021年6月にF-35Bを発着させる最低限の改装工事が完了しました。その後、2024年11月にJMU磯子工場に入渠し、艦首の付け替えを含む2回目の改装が始まっています。海上自衛隊の横須賀地方総監部は2025年9月に、同艦の特別改造の契約希望者募集要項を公示し、新たな艦首を調達する方針を示していました。公開された改造中の「いずも」の画像を見ると、艦橋に足場が組まれていることが確認できます。
防衛省は来年度の予算案に、いずも型護衛艦の改修費用として285億円を計上。F-35Bの艦上運用能力を確立すべく、必要な改造工事や器材調達などを実施するとしています。また、改修を通じて得られた知見や教訓事項を取りまとめ、技術的課題を整理する調査研究を行う方針も示しています。
防衛省は、F-35Bの運用は航空自衛隊が担うとしており、最初の飛行隊となる「臨時F-35B飛行隊」を新田原基地で発足させているほか、来年度以降、正式な飛行隊として「第202飛行隊(仮称)」を新編する予定です。なお、F-35Bは最終的に42機が調達予定となっています。
海上自衛隊は今月に開かれた新田原基地へのF-35B戦闘機の配備式典に、護衛艦隊司令官を出席させており、いずも型護衛艦におけるF-35Bの本格的運用の早期開始に向け、航空自衛隊と協力して取り組むとしています。





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