電車走る前から「電車用信号」点灯へ 宇都宮のLRT開業へ向け 試運転も目前に

もうだいぶできてます!

宇都宮のLRT開業まもなく

 宇都宮市域で2023年の開業を目指し整備が行われている次世代路面電車「芳賀・宇都宮LRT」、その一環として2022年10月下旬から、路面区間に新設された“電車用信号”の点灯が始まります。「広報うつのみや」2022年10月号で公表されました。

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芳賀・宇都宮LRT。平石の車両基地(乗りものニュース編集部撮影)。

 LRTはJR宇都宮駅東口から新4号国道に近い平石までの区間で、鬼怒通りの真ん中を走行します。この区間は軌道整備とともに、各交差点の信号機が更新されており、車両用の灯火に加え「電車用」と書かれた1灯信号機が附属しています。

 ここに「黄色の矢印」が点灯するとき、電車は交差点を進むことができます。「試運転や開業に向け、市民の皆さまに慣れていただけるよう、10月下旬から黄色の矢印信号を先行して点灯」するということです。試運転の詳細や交通ルールについては、広報うつのみや11月号で発表されます。

 芳賀・宇都宮LRTは、既存路線や過去にあった路線の施設を活かすのではなく、全国で初めてゼロベースから建設されている路線です。なお、全線の開業は2023年3月の予定から遅れ、8月の見込みとなっています。

【了】

【写真】電車用信号だけじゃない! もう「架線が張られた街」になっている宇都宮

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