ギャル→キャバ嬢→なぜ「個タク運転手」に? 女性最年少か 「なんでタクシーw」と言われても
娘に励まされ、日々奮闘のシンママ運転手
22歳でタクシー運転手になった村瀬さんは、10年間無事故無違反、同一会社勤務などの条件をクリアーすれば、最短32歳で個人タクシー事業者になることができました。実際、彼女もそれを目指し、最年少の女性個人タクシードライバーを目指して頑張ったといいますが、子どもができたことで入院と産休・育休せざるを得ず、泣く泣くその夢を後ろ倒しにしたと話してくれました。
それでも35歳で個人タクシー事業者として開業したのはレアケースであり、彼女いわく「おそらく女性最年少の個人タクシー事業者」だとのこと。
その間、離婚も経験し、いまではシングルマザーとして頑張る毎日。当初の目標からは3年遅れてしまったものの、営業車を我が子に初めて披露したとき、「ママのタクシー、かっこいい! ムラセタクシーって書いてあるよ。わたしも大きくなったらムラセタクシーになるの!」といってくれたのが、最高のプレゼントになったと嬉しそうに話してくれました。
ただ、とうぜんながら個人タクシー事業者は個人事業主。自分のスタイルで好きな時間に好きなペースで仕事できるというメリットはあるものの、車両管理や運行管理、事務作業、会計処理など、それまで会社がやってくれていたことを全て自己責任でこなさなければならない苦労はあるとのこと。
お客様の命を預かる仕事のため、全てにおいて手抜きはできないことから、車両管理や運行管理においての緊張感は常に持っているといいます。
私も四年前35歳で個タク事業者になった者です。目指せマスターズ!頑張ってください!