いよいよ走行試験へ「名古屋ガイドウェイバス自動運転化」予算拡充 高架路の基準検討も

4年後には珍しい運転方式も見納め?

本格的な調査検討へ

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大曽根と高蔵寺をむすぶ名古屋ガイドウェイバス(乗りものニュース編集部撮影)。

 名古屋市が2023年度の予算要求で明らかにしたところによると、「名古屋ガイドウェイバス」の自動運転化に向け、来年度予算を今年度の約5倍に拡充し、いよいよ本格的な準備へ入ることとしています。

 名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」は大曽根~小幡緑地の6.5kmで、全国でも珍しい「案内軌条方式」を採用。車両側面の「案内輪」を軌道上のガイドに沿わせて走行するため、運転士はハンドル操作が不要です。法律上は、路面電車や地下鉄のように「軌道法」が適用されています。

 名古屋市は今後、その案内軌条方式と軌道法適用を撤廃し、「高架道路上を走る自動運転BRT」とする計画です。一番の理由は、現状が日本唯一の交通方式であり、バス車両も軌道等設備も特注品だらけで、コストが高いこと。普及が進む自動運転バスのシステムを導入して、より持続可能な運営を目指すとしています。

 住宅都市局によると、自動運転車両とそのための走行路の基礎検討を今年度までに実施。来年度は、自動運転車両はいよいよ試験施設での走行試験を開始し、現在の高架については、自動運転の走行基準を満たすかどうかの調査を行うとしています。案内輪での走行とは異なり、バス側が主体的に向きを変える必要があるため、走路の横幅にもある程度の余裕が必要となります(少しでもズレるとすぐ壁にぶつかってしまう)。それらも鑑みて、適切な走行が可能な道路構造の設計検討が今後行われていきます。

 2023年度の要求額は2.31億円。市の計画では、名古屋ガイドウェイバスの自動運転化の目標時期は、2026年としています。

【了】

【駅も立派「名古屋ガイドウェイバス」の走行風景】

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