エンジンオイル交換しないとどうなる? 燃費にも影響 しないと走れなくなるエンジンも

車検で必ずといっていいほど「オイル交換はしますか」と問われます。大体の人は「はい」と返すはずですが、仮に交換しない場合、どのような弊害があるのでしょうか。

オイル交換をしないエンジンの動きが悪くなる

 クルマを乗っていると車検などでエンジンオイルを交換することになります。運転するために必要な車のメンテナンスのひとつとはいわれていますが、その頻度は車種によっても乗り方によっても異なり、しばらく交換をしていないという人もいるでしょう。エンジンオイルを交換しないと、具体的にどんな弊害があるのでしょうか。

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オイル交換中のエンジン(画像:写真AC)。

 エンジンオイルは、エンジン内部をエンジンの内部を循環し、エンジンの潤滑をよくするとともに、サビを防いだり、内部を洗浄たりすることを主な役割としています。

 洗浄を続けていくと、ゴミが溜まるため、オイルは走れば走るほど汚れていきます。そして、あまりにオイルが古くなると、オイルの燃えカスが発生したり、粘性が落ちるため十分な量のオイルが潤滑部に行き渡らなくなったりしてしまうのです。

 すると、エンジンの可動部や回転部は思うように動かなくなり、オイルが本来保護しているパーツに負荷がかかるため、エンジンから異音がして動作不良を起こし、動作しにくい状態が続くと燃費が悪くなります。

 ソニー損保「2022年 全国カーライフ実態調査」によると、ガソリン代を節約するために行っていることの2位に「適度にエンジンオイルを交換する」という回答があります。面倒で割高な感は受けますが、長い目でみると、2年に1度の車検のときだけではなく、走行距離によって判断することも重要なようです。

 なお、最近のクルマやオートバイの多くが、4ストロークエンジン(4スト)という方式を採用しており、その場合は、オイルが循環式なので、内部のオイルがなくなってしまい、すぐに重大な故障が発生するという訳ではありません。しかし、エンジンオイルを取り換えないままでいると、最悪の場合、エンジンが焼き付いてしまい、動かなくなってしまうこともありますので注意が必要です。

 さらに、一部のバイクやスクーター、原付が搭載している2ストロークエンジン(2スト)の場合、オイルも燃料と一緒に燃焼させるため、定期的に補充しなければいけません。こちらの場合、補充しないと確実にエンジンが焼き付いて動かなくなります。

 以前はガソリンスタンドで、原付が動かなくなった人が、店員さんから「オイル補充しました?」と聞かれ、「ガソリンは入れたんだけどねえ…」と答えるやり取りが頻繁に見られましたが、2022年現在、原付に関しては中古以外2ストの車両がほとんどないため、過去の光景になりつつあります。

【了】

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