泥酔客は拒否? ベテラン女性タクシー運転手に聞く “お断り”する3要件&吐かれた際の“代償”

飲酒したとき、または終電乗り過ごしたときに頼りになるタクシー。しかし、嘔吐した直後に乗ることはできるのでしょうか。法人と個人、両方のドライバーを経験したベテラン運転手に直接ハナシを聞きました。

気持ち悪くなったら早めに申告を!

 ちなみに法人・個人で共通しているのが、吐かれた時点でその日の営業は終了、そして嘔吐物の除去、清掃、消毒、消臭など全てドライバーが責任をもってやるという点です。そのため、もし気持ちが悪くなりそう、または乗りもの酔いしやすい体質であるなら事前にドライバーへ伝えてとのことでした。

Large 20221223 01
村瀬沙織さんの仕事中のワンシーン(雪岡直樹撮影)。

 タクシーにはビニール袋が大概用意されているといいます。気の利くドライバーだと自腹で専用のエチケット袋を用意していることも多いのだそう。泥酔に限らず、車酔いしやすいのなら、気持ち悪いなって思った際は、戻す前にドライバーに素直に伝えてくれとのこと。そうすれば、事前にレジ袋を渡したりゆっくり慎重な動きの運転を心掛けたりと、ドライバーも様々な対策を講じるとのハナシでした。

 なお、村瀬さんいわく、タクシーに運送約款があることを知らない人が結構多く、もっと広く周知されてほしいと、日ごろから思っているそうです。

 乗車拒否は運送約款に基づいて実施しており、ドライバーの独断と偏見で客を選んで行っているわけではないとのこと。ドライバーは基本的に乗車拒否はできないので、どんな泥酔客であろうと乗りたがっていたら拾うといいます。いろいろハナシを聞いているなかで、その部分に村瀬さんのタクシードライバーとしての「プロフェッショナル」な部分を垣間見た気がしました。

「酒は飲んでも飲まれるな」という格言のとおり、節度ある大人の飲み方をして、タクシー含め周りに迷惑をかけないように心がけましょう。

【了】

【ほろ酔いのお客さまへ】村瀬タクシーの車内に掲示された可愛らしいお知らせほか

Writer:

子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず