国道に「仮設トイレ設置しました」大雪渋滞に備え臨機対応 九州の国道事務所
「緊急事態」に助けとなる存在です。
2年前の大雪でも活躍
国土交通省 福岡国道事務所と佐賀国道事務所は2022年12月22日(木)、大雪による渋滞発生に備え、筑紫野市と鳥栖市の国道3号で、計2か所の仮設トイレを設置したと発表しました。
設置場所は、南行きが筑紫野市美しが丘南の「シュロアモール筑紫野」手前にある車両検査場敷地内。北行きは鳥栖市曽根崎町基里の基里小学校前の歩道橋付近です。
これは工事現場などで使われる仮設トイレを手配し設置したもの。福岡国道事務所の担当者によると、トイレ設置は今回が初めてではなく、2年前の1月の大雪でも計3か所を設置したといいます。
国道3号の当該エリアは福岡県と佐賀県の範囲が混在するため、雪寒対策でも両事務所が連携し、トイレ設置も随時検討するということで共通認識があるとのこと。対策マニュアルに明記されているわけではなく、道路利用者の利便性を高めるための臨機応変な対応だそうです。利用状況については「1日何人が利用しているかはまだ確認できていませんが、毎日の道路巡回でも、利用者がいることは報告されています」とのことです。
【了】
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