品川~六本木「10分短縮」へ 東京メトロ南北線「品川延伸」開通で試算 待望の「直結ルート」

直線距離だと近いのに、電車移動は19分もかかる! 不便を解消します。

直線距離だと近いのに現在は19分も

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品川延伸が事業化された東京メトロ南北線(画像:東京メトロ)。

 東京都は2022年12月27日(火)、事業化を果たした東京メトロ南北線の分岐線「品川~白金高輪」について、計画目標や整備効果などを定めた「地域公共交通計画」を策定したと発表しました。

 これによると、アクセスが大幅に改善される品川駅~六本木一丁目駅の移動時間は、19分から9分へ短縮され、最低でも2回必要だった乗り換えが無くなり、一本で行けるようになります。
 
 六本木一丁目駅周辺は高層ビルが林立する、都内有数のビジネス街。しかし品川駅とは「鉄道で移動しづらい2地点間」のひとつです。そもそも品川には東京メトロが乗り入れておらず都営地下鉄に乗るしかありません。繁華街のある六本木駅に行くには大門で乗り換えて大江戸線で到達できますが、六本木一丁目駅は東京メトロのみの駅なので、鉄道移動は一筋縄ではいかないのです。

 品川駅を「国際競争力強化の拠点」と位置づけ再開発を進めている中、六本木一丁目周辺への需要は当然高まることとなります。そのアクセスが実質的に皆無な状況を打破するための計画がこの「地域公共交通計画」で、達成手段として南北線を延伸するという位置づけになっています。

 ほかにこの計画では、「品川と都心部の交通手段にトラブルが生じた際の代替ルート確保」「品川~都心を現在担う銀座線などの混雑を緩和する」という整備効果も図っています。

 総事業費は1310億円。計画期間は2030年代半ばとなっています。

【了】

【「南北線 品川延伸」ルートと計画図】

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