JAL「新エコノミー機内食」が本気すぎた件 「ビーフシチュー+柴漬け」 容器も材料もこだわり!

容器まで超こだわっちゃってますよ!

容器や内容にSDGs

 JAL(日本航空)が2023年1月から、国際線中・長距離線のプレミアムエコノミー・エコノミークラスの機内食に新メニューを取り入れます。このメニューは内容の各所に、SDGs(持続可能な開発目標)達成への工夫が加えられています。

 通常、機内食ではスチームオーブンを用いて調理をするなか、新メニューでは、これまでプラスチック製だった主菜用の容器と蓋、トレーマットに、森林資源に配慮された国際的な認証を取得した紙製品を導入。担当者によると、スチームオーブン調理での湿気と高温を与えても容器に影響を及ぼさないよう、容器の開発には時間を要したとのことです。

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JALが2023年から提供開始した新たな機内食(乗りものニュース編集部撮影)。

 機内食メニューの内容も、選ばれた若手先鋭シェフによるコーディネートのもと、WWF(世界自然保護基金)らが安全性や栄養価などの観点から提唱する持続可能な食材、「未来の食材50」を多く材料に用いています。

 1月からの第1弾メニューでは、ドグエンチランシェフ(ベトナム料理)監修の機内食が提供されます。前菜はさつまいものレモン煮、オクラの白和えなどで構成され、メインディッシュは和・洋2種類からの選択制。和食メインは「若鶏の蓮根のおこわ」、洋食メインは「ビーフシチューオムライス」となっています。

 メニュー内では「未来の食材50」としてごま、オクラ、蓮根などが使用されているほか、「ビーフシチューオムライス」には柴漬けを添えるという遊び心ある工夫も見られました。

 第1弾メニューの提供期間は4月末までの予定で、今後はイタリア料理・日本料理の各ジャンルの先鋭シェフによるプロデュースメニューが計画されています。またこれらのメニュー提供にともなって、一つ一つのメニューに込めたシェフの想いや、開発の裏側などを紹介する動画も、機内エンターテインメントとWebサイトで見ることができます。

 この新機内食は羽田・成田発の北米行き、欧州・豪州行き、アジア行きなどで提供される予定です。

【了】

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