名古屋市に新交通「SRT」導入へ 2030年めど 交通計画で「重点的な取組」に位置づけ

名駅~栄と、ぐるり周回ルートが構想されています。

見た目はLRT

Large 20230114 01
名古屋市内に新たな交通システムが?(画像:名古屋市)。

 名古屋市は2023年1月10日(火)、市の新たな総合交通計画「名古屋交通計画2030(案)」を公開。市民から意見を募集する段階に入っています。

 そのなかで「早急に実施する重点的な取組」のひとつとして、新交通システム「SRT」の導入が挙がっています。

 SRT(Smart Roadway Transit:路面公共交通システム)は、名古屋市が2017年の「新たな路面公共交通システムの導入に係る基本的な考え方」で導入の方向性を策定した乗りもの。連節バスかつフラット低床型というもので、バリアフリー性と高い輸送力を兼ね備えたものとしています。LRTに似ていますが、LRTと違いレールや鉄道設備が不要なため、導入が比較的スムーズとなり、自動運転対応にも対応可能としています。

 構想の中では、名駅から繁華街・栄までのアクセス輸送を担う「東西ルート」、それらと繁華街・大須や名古屋城などを環状に結ぶ「周回ルート」の事業化をめざすとされています。

 昨年9月には社会実験として、名駅~栄で連節バスの実証運行が行われるなど、検討が進められています。今回の交通計画では、そのSRTを「確実に実現させるぞ」という意欲を明確に現した形です。まずは2024年度ごろまでに検討を進め、その後2030年度めどに段階的に導入を進めていくとしています。

 【了】

【新交通システム「SRT」導入イメージ】

【鉄道計画特集】新路線 新駅 連続立体交差事業 次に開業するのはどこ? 過去にあった「幻の新線計画」は?

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. BRT はなかったことにしたいんでしょうか?

    「BRT の進化形」とは言わないんですよね…

  2. 中国でのCRRC(中国鉄道車両会社)は、これに似た製品をARTと呼んでいます。彼らは、中国政府の規則に従って鉄道輸送を建設することを許可されていない都市に鉄道「らしい」の輸送モードを提供するため、そして鉄道車両製作会社としてのCRRCが地方都市のバス需要から利益を得ることができるようにするためこのコンセプトを作り上げる。レールを埋める必要はありませんが、バスでのセンサーを機能するために道路に工事が必要なので、コストは低くありません。一帯一路の推進計画の一部として、他の国にもこの方式を導入されます。

    このような人為的な制限が存在しない日本で、なぜ通常のBRT・バス専用レーンではなく、このような煩瑣なシステムが必要なのかを理解できません。求められているのは自動運転バスなら、JR東日本のBRTはすでに動き出している。

  3. 専門的なことは解らないけど

    この手のデザイナーが出してくるイメージ(やたらガラス張り)通りの乗り物になった試しはないよね

    事故時の安全を考慮して実設計時に必ず変わる

    詐欺とは言わないけど……

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  4. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  5. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開