大雪 名阪国道も閉鎖され名神は大渋滞 九州全域ストップ 関東まで道路の混乱続く
西日本から抜け出せる…?
西日本大雪で大きな混乱
2023年1月25日(水)11時現在、列島を覆う異例の寒波により、道路では広域な通行止めなどの混乱が続いています。
現時点で、九州の高速道路は大分県から宮崎県にかけては通行が可能ですが、それ以外はほぼ全域でストップしています。北九州から鹿児島、長崎に至るまで通行止めです。
中国地方は山陽道と中国道が広い範囲で、それらを連絡する米子道、浜田道といった横断方向の道路も通行止めが続いています。また、四国と関西を結ぶ神戸淡路鳴門道や、兵庫県内の阪神高速も通行止め区間が多くなっています。東九州から海路で四国へ抜けて関西へ向かう場合も、どこかしらで高速道路の通行止めに出くわす形になっています。
関西も大きな混乱が見られます。京滋バイパスや第二京阪道路、京奈和道、京都縦貫道などが通行止めとなっているほか、奈良と三重を結ぶ名阪国道がストップしています。このため、通行が可能な名神高速では、上り線で47km、下り線で28kmという激しい渋滞が発生しています。
この混乱を切り抜けて東海地方へ出られたとしても、名神は一宮JCT前後で、新名神・東名阪道は三重県内で通行止めが発生しています。冬用タイヤ規制も敷かれているため通行には注意が必要です。
一方、24日から通行止めとなっていた北陸道や上信越道、それに並行する国道などは、現時点で通行止め解除となっています。ただ、磐越道の会津地方が通行止めとなっているほか、関東でも、常磐道の茨城県内、那珂IC~日立南太田IC間が通行止めとなっています。
このほか、北海道では後志道、札樽道、道央道と、小樽方面から旭川方面にかけ雪による通行止め区間があります。全国的に混乱が続いており、通行止めを解除したNEXCO東日本新潟支社なども「引き続き、不要不急の外出はお控え下さい」としています。
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