大雪 新名神の通行止め解除いつ? 立ち往生は解消 道路未だ混乱「運ばざるを得ない!」悲鳴も
北陸も再び……?
新名神の立ち往生は解消も通行止めは続く
2023年1月26日(木)11時現在、列島を覆う寒波の影響により、道路では未だ通行止めなどが生じています。
25日には一時、九州の高速道路が全域に近いレベルで通行止めになりましたが、いまはほぼ解消され、冬タイヤ等着用規制もありません。ただ、南九州道の鹿児島西~市来、東九州道の国分~末吉財部など、鹿児島県内で雪による通行止めが続いています。
中国・四国地方の高速道路の通行止めもほぼ解消された一方で、通行止めが目立つのが近畿・東海圏、そして北海道です。播磨道や神戸淡路鳴門道の神戸市北部域のほか、舞鶴若狭道が福井から兵庫にかけ通行止めとなっています。
北海道では道央道が長万部から登別室蘭まで通行止めです。
25日には大規模な立ち往生が発生した新名神高速も、混乱が続いています。四日市JCT~亀山西JCT間はいまだ全線通行止め、下り線の亀山JCT~甲賀土山も同様です。大規模な立ち往生に起因する渋滞は今朝8時5分に解消されたと発表されたものの、通行止めの解除見込みは夕方とされています。
現在は名神の下り線も関ケ原~八日市で事故のため通行止めとなっており、高速道路を利用した名阪間の行き来に大きな支障が出ています。これを迂回しようと、25日には通行止めとなっていた名阪国道へ多くのクルマが流入しているとみられ、それに通じる東名阪道の下り線は三重県内で激しい渋滞が生じているようです。
不要不急の外出が呼びかけられてはいるものの、新名神の立ち往生中には、巻き込まれた人から「工場のラインが稼働しているから運ばざるを得ない!」といった悲鳴もSNS上で飛び交っていました。
また、現在は北陸・信越地方で降雪が続き、新潟県内の国道8号、17号、116号で国土交通省が集中的な除雪にあたっています。通行止めの可能性も示唆されており、道路の混乱は当面続きそうです。
【了】
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