『ゆるキャン△』でも登場したホンダ「エイプ・100」販売開始-2002.2.15 乗って遊べるミニバイク
最初50ccでリリースした「エイプ・50」から1年後に登場した100ccモデルは、最高出力を7馬力とし、力強い走行を実現。乗って遊べるミニバイクとして人気を博しました。
乗る楽しさを追求したミニバイク
いまや貴重ともいえる原付のマニュアル・ネイキッドモデル。そのなかで2000年代以降に登場し人気を得たモデルのひとつが、ホンダの「エイプ」です。50ccの発売から1年を経た2002年2月15日に、排気量100ccのエンジンを搭載した「エイプ・100」が発売されています。
100ccのエイプは最高出力を7馬力とし、力強い走行を実現。エンジンは、オフロードレース専用「XR100R」がベースとなっており、エンジン出力以上に、低速域からトルクが強く、扱いやすいモデルとされています。
ハンドル操作も軽快、カスタマイズパーツも豊富で、乗って遊べるミニバイクとして人気を博しました。さらに、カラーオーダープランが採用されていた時期もあり、トータルで42パターンの豊富なバリーションがあることも同車の特徴です。
また、環境性能を高めた「エイプ・100 TypeD」では、55.0km/Lと従来型よりも1.8km燃費を向上させると共に、前・後輪にコントロール性に優れた油圧式ディスクブレーキと、アルミ製のキャストホイールを採用することで、スポーティーなイメージとしました。
同モデルは2017年8月31日をもって生産終了となりましたが、最近では、アニメ化もされたマンガ『ゆるキャン△』の単行本5巻から登場している、土岐綾乃の愛車としても登場し、未だに人気の高いバイクでもあります。
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