• 2023.02.16
• 乗りものニュース編集部

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讃えよ!!!!!

直6と最後の競演「エアロキング」

　ついにその時がやってきました――ジェイアール東海バスは2023年2月15日、V8エンジンを搭載した2階建てバス「エアロキング」が3月をもって引退すると発表しました。これにともない、3月18日（土）、19日（日）にラストランツアーを開催します。

　同社は東名ハイウェイバスをはじめとした高速バス路線で三菱ふそうの2階建てバス「エアロキング」を長年運行してきましたが、生産終了にともない、現在はスカニアが販売を手がける輸入車の2階建てバス「InterCityDD」への世代交代が進んでいます。

　同社に4両残るエアロキングのうち、今回引退するのは2005年式、V型8気筒エンジンを搭載した最後の1台です。残る3両は直列6気筒エンジンに変更後のモデル。V8エンジンモデルは、その「力強い音はバスファンのみならず大変人気」だそう。ツアーでは、直6エンジンの2010年式モデルとの乗り比べも行われます。

　乗り比べは名古屋駅とJR東海バス名古屋支店を往復する1時間。一部区間は高速道路も走行し、エンジン音や眺望を楽しめるといいます。引退する2005年式エアロキングの1階席は「プレミアム・シート」、2010年式の2階席の一部は「ビジネス・シート」となっており、特別なシートも楽しめるということです。

　さらに、廃車車両の部品販売（「JR」のエンブレムも）、InterCityDDなどの車両展示も行われます。

　ツアー申込は2月17日から、同社つばめツアーのサイトで受付。申込多数の場合は抽選となり3月10日までに連絡をするそうです。

【了】