日本では導入ゼロの「ボーイング757」…なぜ? だが「脱・珍機」の可能性出てきた! 近年の動向
レア機となった757…まさかの近い将来に「脱・珍機」かも
757は2005年に生産終了しており、その稼働機数は減りつつあります。しかし、2023年以降、日本国内では、ボーイング757を見かける機会が増える可能性がありそうです。
現在アメリカでは新興LCC(格安航空会社)の「ノーザンパシフィックエアウェイズ」が、就航にむけ準備を進めています。同社は将来的に、東京、大阪、名古屋、ソウルなどアジア各都市と、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガスといった北米の各都市を、アラスカ・アンカレッジを経由し結ぶ計画を打ち出しています。
そして、ノーザンパシフィックエアウェイズは立ち上げにあたり、まずは757-200を主力機に。もし同社が順調に就航すれば、国内の各空港で757を見ることも、そして乗ることもできそうです。
また、2024年度以降には、沖縄・宮古島で橋伝いで繋がり、スカイマークなどが乗り入れる下地島空港に、アメリカの航空宇宙産業「0-G Launch」が保有する、真っ黒な胴体デザインが特徴の757が毎年乗り入れてくる予定です。
この757は無重力体験飛行用に改造されたもので、下地島空港で、無重力飛行技術のサービスを提供する予定といいます。
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