速ぇぇ! JALが「生鮮品の国際空輸」で国内初の取り組み 「最短で収穫翌日海外で…」その仕組み

これは画期的…。

「集荷」→「輸出手続き」→「航空コンテナ積付け」を一気に

 JAL(日本航空)とJALカーゴサービスが2023年2月27日、国内初となる取り組み「生鮮航空貨物のワンストップ物流」を用いたサービスの様子を公開しました。これは生鮮品の航空貨物を海外へ空輸するにあたり、「集荷」→「輸出手続き」→「航空コンテナ積付け」の3つのプロセスを、成田空港に隣接する「成田市公設地方卸売市場」内でワンストップで完結するというものです。

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JAL「生鮮航空貨物のワンストップ物流」の様子(2023年2月27日、乗りものニュース編集部撮影)。

 この新たな仕組みの採用により、「収穫や水揚げ当日中での成田空港からの輸送機会が増え、市場と空輸の連携による高速・高鮮度輸送をお客さまに提供することで、農水産物の輸出拡大に寄与する」(JAL)としています。

 これら3つのプロセスが行われる成田市公設地方卸売市場は、従来の卸売機能に加え、成田空港を活用した農水産物の輸出ビジネス集積拠点化を目指しているとのこと。JALによると、関係省庁との連携により、煩雑な輸出手続きを市場内で完結する仕組みが実現したといいます。なお、市場内には水産棟・青果棟に加え、全国の産地から集荷した農水産物の簡易加工が可能な高機能物流棟、および3温度帯の冷蔵冷凍庫が整備されており、海外からの多様なニーズに対応することが可能なのだそうです。

 報道陣にはこの日、26日に成田で採れたいちご約4.5kg、同日に全国各地で水揚げされた鮮魚約1.3t、そして当日朝に千葉県鴨川市で水揚げされた鮮魚約20kgの輸送プロセスが公開され、成田発のJAL便にそれらの生鮮食品を搭載する様子を見ることができました。JALはこの仕組みの構築で、収穫・水揚げ日の翌朝から海外での販売も可能になるとしています。

【了】

【写真】超スムーズ! JALの革命的な「生鮮品物流」を追ってみた

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