3月ダイヤ改正で「消える駅・誕生する駅」は? 巨大イオン直結 新幹線直結の駅も

2023年3月18日のダイヤ改正で、複数の駅が誕生し、複数の駅が廃止となります。全国的にいったいどんな変化が起きるのでしょうか。

いっぽう、廃止・休止される駅は

【廃止】

●浜田浦駅(JR日高本線)

 北海道の苫小牧駅から3駅目、終点・鵡川駅の手前にありました。周囲は住宅らしいものが見当たらず、そばを国道が走り抜けるだけでした。幹線だった日高本線は2021年の大部分の廃止により、26駅からわずか4駅に減少。18日からはさらに1つ減って3駅になります。

●平津戸駅(JR山田線)

 盛岡駅と宮古駅をむすぶローカル線の無人駅のひとつで、盛岡市と宮古市の市境の長い長い峠越えの中にありました。極端に列車本数が少ない山田線にあって、宮古行きの始発列車は夜の19時9分。日本一遅い始発列車がやってくる駅として知られていました。1年間の「全列車通過」措置を経ての正式廃止です。

【一部休止】

●面白山高原駅、奥新川駅(JR仙山線)

 山形県と宮城県の県境をはさむ2駅です。深い山奥にあり、周囲の人家もほぼ皆無であることから、早朝と深夜の上下あわせて5本が通過となります。山形・仙台両方面へむかう終電は21時周辺となります。

 ※ ※ ※

 このほか、3月末をもって、北海道のJR留萌本線の一部区間、留萌~石狩沼田間が廃止となる予定です。また、3月26日までは、福島県のJR奥羽本線の板谷駅と大沢駅が、冬季のため全列車通過となります。

【了】

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