お座敷列車にサイクルトレイン…? 野岩鉄道が6050型を改修中 どう変貌するのか

クラファンで2000万円以上が集まりました。

厳しいけど残したい

Large 230222 nogizaka 02

拡大画像

6050型電車(画像:野岩鉄道)。

 栃木県~福島県間で鉄道を運行する野岩鉄道が、同社の6050型電車61103編成の改修工事を実施中。2023年3月20日(月)、その途中経過を公表しました。なお改修にかかる費用はクラウドファンディングにて募り、2022年8月10日から2022年10月7日までに計2183万9000円が集まったそう。

 改修内容は、模擬運転台と動画放映用モニターの設置(いずれも2か所)、畳座席の設置、カップル座席の設置(2か所)、自転車スペースの整備、多機能スペースの整備、トイレのリニューアル。2両編成のうち1両に実施されます。

 製造から35年ほどが経過した6050型は、老朽化に加え部品の調達も難しくなっています。そのような中でも、野岩鉄道は6050型を大切に残したいとしており、しかしながらモータリゼーションの進展やコロナ禍により経営は厳しく、このたびクラウドファンディングを実施したといいます。

 同社は「改修が完成いたしましたら皆様にご報告させていただきますのでどうぞご期待ください」としています。

【了】

【写真】改修工事の様子

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。