羽田アクセス線「東武直通」あるかも? 両毛地域から夢の空港直結「検討を進めたい」
羽田アクセス線直通、東武の思惑は…?
先述のとおり 「久喜駅での東武伊勢崎線と東北本線の相互直通運転化」という点に関して、答申で「検討が行われることを期待」と記載されていますが、羽田空港アクセス線が具体化した今、東武やJR東日本は何か検討を進めているのでしょうか。
東武鉄道広報部は「東北本線(宇都宮線)から久喜駅経由での伊勢崎線相互直通運転の実施により、両毛地域・羽田空港間のみならず、新幹線乗換駅である大宮・上野などへのアクセス機能の強化により、両毛地域の活性化に繋がるものと考えております」としたうえで、「鉄道事業を取り巻く環境も大きく変化していることから、引続き慎重に検討をしていきたいと考えています」と話します。
いっぽうJR東日本は「交通政策審議会の答申にそうした記載があることは承知していますが、現時点ではそれ以上公表できることはありません」としています。
今後、「東山手ルート」の運行形態が検討される見通しですが、答申で示された「久喜駅での東武伊勢崎線と東北本線の相互直通運転化」は果たして実現するのか、気になるところです。
【了】
相鉄が途中の西谷から東急・JRへ直通線を作った訳だし、東武もありえなくはないだろうね。
東武の直通好きなら可能性はゼロじゃない。例えばメトロ、昔の営団設立時に東急同様最高額、現在の価値に換算して200億円資本金を出している。
あとは国が神奈川東部方面線同様にJR・東武直通線にどれだけ支援してくれるか。
栗橋の連絡線建設は神奈川東部方面線に比べたらリーズナブルに出来たので国からの支援も容易かもしれない
こちらの記事に書かれていることは既に「東武グループ中期経営計画2017~2020」で触れられています。
【④輸送サービスのレベルアップ
・鉄道ネットワーク拡充による新たな需要創出(都心および空港へのアクセス性向上に向けた検討、特急車両の地下鉄乗入れに向けた検討)】として。
この「空港へのアクセス性向上に向けた検討」について今となれば羽田アクセス線への乗り入れないしは相互直通運転のことだったのではと思います。
ライターさんこちらの情報を追記されてはいかがでしょうか。