ゼレンスキー大統領「撮った!」特別車越しに間近で見た表情 その瞬間は絶対に忘れられない

ビビッと来て急きょ撮影態勢へ

 G7サミットの最終日となる21日。筆者は警備のため広島湾内に展開している船舶を撮ろうと、高速船とフェリーを使って広島港と江田島、呉の間を往復していました。

「エアフォースワン」は撮影済み。各国首脳を乗せた特別車も、アメリカ大統領専用車の「ビースト」も含めてほぼ撮ったので、残るは海上保安庁の巡視船「しきしま」ぐらい。加えて江田島には、G7の首脳を乗せて宇品島と宮島を往復した観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」が接岸中。近くで撮るチャンスを逃してはならないと考え、さっそく乗船券を買って船に乗り込みました。

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5月20日15時半過ぎ、広島空港に降り立ったゼレンスキー大統領搭乗のフランス空軍エアバスA330-200型機(深水千翔撮影)。

 大小さまざまな船の撮影を堪能し、広島港電停から広島電鉄で広島駅に戻ろうとすると、何やら交通規制がかかっている様子。しかも長時間にわたって電車が動けない可能性があるとか。ここで筆者はピンときました。「これは重要人物が来るに違いない」と判断、何度も通った元宇品口電停へ向かいます。

 現地に到着すると、これまで以上の人だかりができていました。スマホでTVを見るとグランドプリンスホテル広島の上空映像が流れているではありませんか。ゼレンスキー大統領が平和記念公園へ移動すると確信すると、撮影ポイントを探します。今回は車列ではなく、大統領を撮るため慎重に位置を決め、あえて人垣の少し後ろでカメラを構えることにしました。

 周囲を見ると、緊急車両を追っているマニアから地元住民まで大勢の人が、今か今かとゲートの方へ顔を向けています。待っている人の中には子供と一緒に見にきた家族連れや、買い物帰りにふらっと立ち寄った人までおり、注目の高さが伺えました。

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コメント

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1件のコメント

  1. 無事に帰れましょうに祈っています。
    汚いロシアのことだから亡きものにしようと必死なはず。