「世界で最もエレガントな制服」とは? 実は高級ブランド揃いな航空会社の制服 体にピタリの民族衣装も

航空会社のCAやパイロット、グランドスタッフといったスタッフのユニフォームは、有名デザイナーがデザインしているものが多数。知っておくと、空港や機内がファッションショーのように感じられるかもしれません。

民族衣装が制服になっているものも

 また航空会社の制服には、その国の特徴を表す民族衣装をモチーフにした制服も多数あります。タイシルクのユニフォームに蘭をあしらった「タイ航空」、アオザイを採用した「ベトナム航空」、サリーをモチーフにした「エア・インディア」や「スリランカ航空」など、特にアジアに特徴的な制服が多い印象です。

 中でも一番有名なのが、東南アジアの伝統的なバティック柄(ろうけつ染め)を使用した「シンガポール航空」の制服ではないでしょうか。1968年にパリのファッションデザイナー、ピエール・バルマンによってデザインされ、一度も変更されることなく現在も同じデザインのものが着用されています。

 サロンケバヤと呼ばれるこの制服は、サロン(=スカート)とケバヤ(=トップス)に分かれており、既製服ではなく、一人ひとり採寸を行い、オーダーメイドで作られます。そのため少し体形が変わっただけでもすぐ気づくのだとか。同じバティック柄のサロンケバヤの制服は「マレーシア航空」も1986年から着用していますが、こちらはより伝統的なデザインに近いVネックのケバヤになっています。

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アルベルタ・フェレッティがデザインした旧アリタリア航空の制服。ITAエアウェイズに引き継がれているが、新制服も発表されている(画像:アリタリア航空)。

 かつては日本でも、JALに国際線のフライトに和服で乗務するCAがいたそうです。CAにとっては、洋服の制服の着替えの比にならない荷物量になってしまううえ、着替えるスペースなどの問題もあり、現実的にはもう一度復活させることは厳しいと思いますが、そういうお国柄が表れるサービスは素敵だし、体験してみたいなと思います。

 このように、航空会社はそれぞれこだわりの制服を使用しています。飛行機に乗る際や空港を訪れる機会があれば、ぜひ注目していただきたいところです。

【了】

【え…】体のラインが超シビアな「アジア系エアライン」の制服(写真で見る)

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