「長かった」 南阿蘇の鉄道がきょう7年ぶり全線復旧 建設当時「国鉄で最も高い橋」も新たに

あの日から2646日。

ついにあの高~い橋を再び渡る日が来た

「全線開通まであと1日。熊本地震から2645日。長かった。いよいよ明日は…」

 

 熊本県の南阿蘇鉄道は2023年7月14日(金)、公式Twitterでこうツイートしました。そしてきょう15日(土)、いよいよ7年ぶりに全線復旧を果たしました。

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南阿蘇鉄道の第一白川橋梁(南阿蘇鉄道Twitterより)。

 阿蘇外輪山の南側、立野~高森間およそ18kmを結ぶ第三セクターの南阿蘇鉄道は、2016(平成28)年の熊本地震で甚大な被害を受け、立野~中松間で運休が続いていました。立野~長陽間の白川に架かる名物の「第一白川橋梁」も、地震で大きく損傷してしまいました。

 同橋は深さ62mほどの谷をまたぐ約166mの橋で、1970年代に高千穂線(後の高千穂鉄道、廃止)の高千穂橋梁が通じるまで国鉄で最も高い鉄道橋とされていました。トロッコ列車では徐行のうえ車掌が案内をする橋でしたが、それも新たに架け替えられ、全線復旧を迎えました。

 南阿蘇鉄道は今回、全線開通とともに懸案であったJR豊肥本線への乗り入れも開始。観光トロッコ列車「ゆうすげ号」も全線で運行開始します。

 また、24年ぶりの新型気動車「MT-4000形」2両を導入。JR線直通乗り入れを考慮し、「ATS-DK形運転保安装置」を搭載しています。豊肥本線への乗り入れは朝6~9時台に1日2往復が設定され、肥後大津駅まで運転されます。

 観光トロッコ列車「ゆうすげ号」は高森~立野で2往復運行開始。乗車料金は大人1500円です。なお、15日は特別ダイヤのため、トロッコ列車は16日からの運行となります。

【了】

【え…】超高い橋を走る南阿蘇鉄道の列車(画像)

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