「あ、N700Sだ!」東海道新幹線の新型へ“確実に乗る”方法&見分け方 そもそもどう違う?

「N700Sに乗りたい」どうやって調べる? 激レア車両も

●N700Sがどの列車に使われているかを調べる方法
 N700Sは、登場から3年が経過した2023年7月現在、いまだ「少数派」な存在です。まだ43編成しか投入されておらず、何本か待っていればすぐ出会えるわけではありません。今後、さらに21編成が追加投入される予定です。

 確実に「この列車はN700S」と分かる方法が、時刻表です。JR東海はWebサイト上で約3か月スパンの新幹線時刻表を掲載しており、そこでN700Sの車両がほぼすべて判別できるようになっています。

 紙の時刻表でも、「JTB時刻表」では全列車の形式が明示され、「JR時刻表」ではN700系以外の”少数派”のみ、形式が別記されています。もちろん、N700Sが使われている列車も一目瞭然です。この時刻を狙って指定席を予約すればいいのです。

●わずか3編成の「激レアN700S」もある
 N700Sは、JR東海とJR西日本の両者がそれぞれ自前の車両を保有しています。ほとんどが東海のもので、西日本はわずか3編成しかありません。JR西日本のN700Sに乗れたらラッキーというわけです。

 中身が特に変わるわけではありませんが、側面部のJRロゴが東海はオレンジ、西日本は青となっています。一番の違いが、車内チャイムが東海は「会いに行こう」、西日本は「いい日旅立ち・西へ」になっていることです。

【了】

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