ついに姿を現す「新大阪直結インター」 阪神高速「淀川左岸線」工事で新御堂筋を長期車線規制へ

万博のときはバスがビュンビュン?

淀川左岸線 豊崎IC工事で新御堂筋を車線規制

 阪神高速道路は2023年8月1日、建設中の淀川左岸線延伸部「豊崎IC」(仮称)の工事に伴い、新御堂筋で車線規制を行うと発表しました。

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新御堂筋の新淀川大橋。左側で豊崎ICの工事が進んでいる(画像:Google earth)。

 新御堂筋南行きの新淀川大橋で、9月1日から終日1車線規制が行われます。9月30日までのあいだは、夜間(22時~翌6時)さらにもう1車線を規制します。終日1車線規制については2025年3月末までの予定で長期的に行われます。

 この規制は、新淀川大橋に豊崎ICのランプを接続させる工事のためです。

 淀川左岸線は文字通り、淀川の左岸(南岸)地域を東西に結び、都心から放射状に延びる複数の路線を連絡する道路です。現在は湾岸線(北港JCT/湾岸舞洲)から3号神戸線(海老江JCT)までの第1期5.6kmが開通しています。

 海老江JCTから新御堂筋に接続する豊崎ICまでの4.4kmが、建設中の「淀川左岸線(2期)」です。豊崎ICは新大阪駅に近く、バスなどのアクセス性が劇的に改善することが期待されています。大阪市は新大阪駅に、西日本の広域アクセス拠点としての機能を見据えた新たな交通ターミナルを整備する構想をもっています。

 この淀川左岸線2期区間は、2025年の大阪・関西万博会場へのアクセス路として暫定利用される見込みです。本線は主に地下トンネルで構成されますが、万博の時点では、一部トンネル、一部地上道路を通る形で、バスのみを対象に解放される予定となっています。

 なお、阪神高速道路によると、今後は新淀川大橋の北行きにも、豊崎ICの出口ランプを接続させる工事が行われるということです。

【了】

【渋滞するかも?】「新大阪直結インター」と車線規制の概要(画像で見る)

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