無料高速「名阪国道」どれくらいお得? 有料の新名神ルートと時間・距離・料金比較 ただ走行注意
全国で無料の高速道路が建設され、ルートを選べるケースも増えてきましたが、なかでも歴史の長い無料ルートが「名阪国道」です。主流の新名神と比較してどれくらい違うでしょうか。
50年前から無料! 名阪国道
緑看板の自動車専用道路ながら通行無料という、いわゆる無料高速が全国で建設され、ルートを選べるケースも増えてきました。もちろんサービスレベルは有料道とは異なるものの、「こっちのルートで料金を節約しようか」という選択がしやすくなってきています。そのなかでも歴史の古い無料道路として知られるのが、「名阪国道」です。
三重県と奈良県の山間部を貫く国道25号のバイパス「名阪国道」(73.3km)は、両端で東名阪道、西名阪道に接続し、名阪間の大動脈を構成しています。東名阪道と西名阪道はNEXCOの管理で通行が有料なのに対し、中間の名阪国道は半世紀前の開通時から無料です。
たとえば名古屋市役所から神戸市役所を目指した場合、一般的には新名神・名神・阪神高速経由ですが、東名阪道・名阪国道・西名阪道・阪神高速経由だと、どれくらい違うでしょうか。以下、GoogleマップとNEXCOの検索エンジンを合わせて割り出した時間・距離・料金を提示します。
名古屋高速の丸ノ内入口を起点、阪神高速の京橋出口を終点とした場合、新名神経由は199.8km、2時間24分、7050円(普通車通常料金。以下同)。名阪国道経由は214.5km、3時間17分、4940円でした。
名阪国道は無料ながら全線4車線です。ただ、古い規格でつくられた道路のため、奈良県内のΩカーブに代表される線形の厳しさ、そして大型車の多さなどもあり、事故発生件数が群を抜いて高いことで知られます。最高速度は70km/hです。
こうした条件はあるものの、大阪側で2020年に阪神高速の大和川線が開通したこともあり、名阪国道から大阪都心部を通らないルートが形成されているなど、昔よりもルートの選択肢が広がっています。
【了】
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いっそのこと有料でもいいから、あのボコボコ道何とかしてくれ。
新名神が全通すれば状況は変わるのでは?
新名神が全くない時代なら東西名阪も早かった。
嘘を書いては困ります。名阪国道を名阪無料高速などもってのほか。勘違いし高速道路並みのスピードで走る車が増える。ここはレッキとした国道25号線。制限速度は最高で70kmの自動車専用国道。一部60km区間もあるのに。デマを飛ばしてスピード違反やら事故を増長、促すような書き込みならやめてください。