まだクルマ移動で消耗してるの!? 夏のお出かけ1位「首都圏の温泉」電車で行ける5選 安く済ませる「裏ワザ」も
ちょっと足を伸ばして遠くへ…人気の2温泉
●草津
群馬県最西端にある温泉地で、古来から記録に残っています。湯量が多く古くから大々的に温泉地として栄え、こちらも首都圏の人々が「ちょっと足を伸ばして行く温泉」として、一、二を争う有名度を誇ります。
こちらは鉄道の直接アクセスはなく、JR高崎線→JR吾妻線という乗り継ぎで長野原草津口駅まで行き、そこからバスに乗ってさらに北の山奥へ入っていくルートとなります。特急「草津」だと上野駅発着で、長野原草津口まで約2時間20分です。
あるいは、北陸新幹線で軽井沢まで行っても、草津温泉行きの路線バスが運行されています。軽井沢までわずか1時間で着いてしまいますが、そこからバスの乗車時間が1時間以上あることに注意です。
都心~草津のお得なきっぷは無く、早割や新幹線・特急+ホテルのパックなどを駆使することになります。「ぐんまワンデーローカルパス」(2370円)なら、群馬県のJRや私鉄、一部バス路線が一日乗り放題となるため、組み合わせて県内を周遊することが可能です。
●那須
高原のリゾート地として一帯は人気が高く、登山客も多く見かけられます。高原部から山麓まで温泉地が広範囲に点在し、それぞれ個性を持っています。代表的な「那須湯本」は濃厚な硫黄泉で、濁り度が高いのが特徴です。
都心から車で行く人が多いですが、鉄道でもアクセス可能で、最寄り駅は東北新幹線で那須塩原駅まで行くか、隣にある東北本線の黒磯駅。そこからバスで山麓方面へ移動することになります。
土地勘が無いと「どこに行くのが正解で、どうやって行けばいいかも分からない」となってしまうため、一見ハードルが高そうです。しかし、周遊に便利なバス路線と乗り放題の「那須高原観光周遊パス(2日間3000円)」を活用すれば、那須エリアだけで温泉や牧場巡りなどを楽しめ、見どころも多い旅行プランが組めます。
【了】
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