風なんとかして! バスの「冷房」実は操作できる!? 無風モードや「顔に直撃」もOK

バスの座席に座ると、エアコンの風が顔や身体に直撃して寒い…といったことがあります。この車内エアコンの風、実はある程度調節することが可能なのです。

吹き出し口をカスタマイズ可能

Large s
路線バスの車両(乗りものニュース編集部撮影)。

 バスの座席に座ると、エアコンの風が顔や身体に直撃して寒い…といったことがあります。逆に、もっと体に風を当てて冷やしたいという人もいるでしょう。

 この吹き出し口は、窓の上に位置しています。じつは多くの場合、この吹き出し口の風を自分で止めたり、向きを変えたりできるのです。

●丸型の吹き出し口の場合
 吹き出し口の円周近くを指で押すと、押し込まれる形で風向きが変わります。円の中心部にはツマミがあり、このツマミをひねると、内部で吹き出し口が開閉します。これで風を完全に止めることができます。

●長方形の吹き出し口の場合
 クルマのエアコンの吹き出し口のように、水平の羽で横方向、中央のツマミで縦方向に風向きを変えることができます。風を止めたい場合は、水平の羽を完全に倒すと、風が塞がれて出てこなくなります。風量調節はバスの車種によって、ダイヤル式のものや、スライド式のものもあります。

 これらは一般の路線バスだけでなく、高速バスでも同じです。前に使っていた人が、自分に合わない風向き・風量に調整している場合もあります。風が寒くて眠れない場合や、逆に暑すぎる場合、手を伸ばして吹き出し口を少し変えれば、意外なほど快適に車内を過ごせるようになるかもしれません。

 また、高速バスなど長距離移動する路線の場合は、どうしても室内全体が寒すぎる・暑すぎる場合、休憩時などに運転士に相談すれば、ある程度調節してくれる場合があります。

【了】

【画像】えっ…!? これが「次のバス停までわずか1メートル」の珍風景です

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。